これだけは知っておきたい世界の民族柄10選【民族柄の基礎知識(3)】
冬になると欲しくなる民族柄のアイテム。でも柄の違いやその意味って、意外に知らないよね?
ノルディック nordic
●原産国…スカンジナビア地方
●発祥時期…不明
●使用民族…北欧の人々全般
●発祥時期…不明
●使用民族…北欧の人々全般
北欧の自然と密接に結び付く伝統のデザイン
ノルディックは北欧を意味しその地域で古くから着用されているセーターに使われる柄のことを言う。雪柄やトナカイ、星など動物や植物、自然のものをモチーフにしている。
フェアアイル fairisle
●原産国…シェットランド諸島・フェア島
●発祥時期…諸説あり(16世紀以前)
●使用民族…フェア島の住民たち
●発祥時期…諸説あり(16世紀以前)
●使用民族…フェア島の住民たち
地元の編み物から特産品へ、有名人着用で世界進出!
バイキングによって伝えられた編み物技術が起源とされ、19世紀中頃に島の産業として成立。1921年にのちの英・ウィンザー公が着用したことから、世界的なヒットアイテムに。
チロリアン tirolean
●原産国…アルプス・チロル地方
●発祥時期…不明
●使用民族…特定の民族なし
●発祥時期…不明
●使用民族…特定の民族なし
メルヘンなニュアンスのチロリアンテープが有名
アルプス山中全域を指すチロル地方に伝わる民族衣装を指すが、ファッションシーンではそこで使われていたパイピングの柄を「チロリアンテープ」と称することが多い。ちなみに赤・黒・緑の三色の組み合わせがベースとされる。